パスモの買い方
関東地方で使える パスモとは?
出典:
https://www.pakutaso.com/search.html?offset=16&limit=16&search=%E9%9B%BB%E8%BB%8A&imagecolor=
これは京急線の改札機。青く光っている部分に軽くかざすとカードに入場が記録され扉が開く。
関東以外のところに住まれている方は、東京圏に来ると切符ではなくICカードのスイカとパスモをほとんどの人が使用していることに驚かれるでしょう。今回はこの関東圏に普及しているパスモについて調べました。
パスモってなに?
パスモは交通系ICカードの一つで、改札の青く光っているところにかざすだけで電車の運賃を払えてしまう画期的な乗車カードです。電車のほかにもバスやモノレール、ロープウェイなどでも使うことができます。また公共交通機関のほか、コンビニや床屋さん、スーパーなどパスモに対応しているお店で支払いにも使うことができるんです。
その便利さから小学生からお年寄りまでたくさんの人が使用しています。
パスモの仕組みとは?
パスモは前払い式のプリペイドカードのため、あらかじめお金を入れておく必要があります。駅の改札にある券売機やコンビニ、セブンイレブンのATMなどでチャージすることができます。お金が無くなる前に、こまめにチャージしておくといざというとき困らなくて済むのでお勧めです。
スイカとの違いは?
パスモと似たような交通系ICカードでスイカというカードがあります。このスイカというカードとパスモの違いは何なのでしょうか?実は、パスモとスイカの違いは発行している会社が異なります。パスモはパスモの前身となったパスネットという磁気カードに参加していた私鉄が作った会社の株式会社パスモ、スイカはJR東日本が発行しています。わかりやすく言うと、パスモは私鉄のカード、スイカはJRのカードということになるんですね。
ただ、交通系ICカードの技術はJR東日本がSONYのフェリカの技術を使って開発したものなので、パスモなどのカードの発行元はJRの子会社だったりします。なので同じ技術を使用している全国の交通系ICカードは2012年に相互に利用が可能になりました。パスモがあればJRの交通系ICカード対応エリアは乗ることができます。
パスモを使うといいことはあるの?
ここまでパスモの概要を調べてきましたが、実際のところタッチでお金が払える以外に何かいいことはあるのでしょうか?パスモを使うことのメリットを調べていきます。
パスモの特典①運賃が切符より安い!!
まず、1つ目は電車の運賃が切符より安くなります。これは8%に消費税が上がってから切符は10円単位、ICカードは1円単位で増税されたためで差がついています。池袋から東京まで山手線で行った場合、切符が200円なのに対してICカードは199円となっており、1円安くなっています。1円をどうとらえるかにもよりますが、チリも積もれば山となるように見逃せないですね!
なお、京成のスカイアクセス線、都営浅草線、京急線と何社にもまたがっている路線は金額も安くなっていく傾向にありますが、一方でJR線の長距離は逆にICが高くなってしまう区間もあるため、注意が必要です。
パスモの特典②バス特典チケットが付く!!
また、パスモを使うとバスに1000円ほど乗るたびに100円分のバスチケットが付くバス特典サービスがあり、とてもお得になっています。これはバス得に加盟している事業者であれば加算されるので、小田急バス、東急バス、都営バス、京王バス、京急バス・・・のように乗っていっても割引されるようです。普段バスにたくさん乗る人だけでなく、観光でバスを使う人にもお得なサービスです。
パスモを買うには?
さて、これだけお得なパスモは駅の券売機で買うことができます。500円の預かり金+カードの中に入れるお金500円~で購入できます。新型コロナウイルス感染症が収まってGOTOが再開した際には、パスモでお出かけしてみてはいかがでしょうか。